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とうとう出てきましたね。
既報の通り、福島交通向け1000系が長津田工場から検車区へ回送されました。
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種車は1257-1307で、既存車(7000)の付番規則から行くと1107(P付き)-1208になるのではないか、と見ています。組成の話は下で触れます。車番横の線は無線アンテナでしょうか。

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(お見苦しい写真が続きます…)
福島交通は車掌が乗務しながらもドア扱いは運転士が行うような乗務形態なので、運賃箱などはなし。ドアスイッチなども恐らく他社向けのような1両目の前後ドアのみ開けるようなタイプではないと見ています。(推測です)
乗務員室辺りの改造方法が一畑・上田・伊賀とはやや異なっており、乗務員扉は5000などで使われているようなモノになっています。金属板貼り付け部分が拡大し、ビートを1本のみ潰しているのは違和感を覚えますが、リリースを見る限りだとこのあたりがラッピングの境界線になりそうなので貼ってしまえば違和感は消えそうかな、と思います。

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パンタ配管などは上田、一畑車にほぼ準拠。行先表示器はつぶされています。リリースでも行先表示器の部分はピンクの線が入っていましたから使わないのでしょう。

さてここで気になるのは組成ですが… 参考になるのが二年前の記事(古い)
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これ、旧デハ1257らしいです。そうなると今回の1208はクハになるのかな、と予想しています。
汎用性を考えると3連向けも恐らくデハーデハークハ、という仕様になるのではないか、と予想していますが…(ちなむと7000はデハーサハーデハ、長電8500のような組成です。少なくとも1000の場合はサハに引き通しが必要になるので少し面倒な気がします。元がデハだとそんなに苦労しないのかなぁ…)
先頭のジャンパ栓は55芯(四角い方)のみ残されていて、三相もつながっていたことから今回は夜間回送にもかかわらず、1000の方も動いていたのが印象的でした。(尤も7700も一つしか栓受けありませんから動くことは動くのでしょうね)

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そんなこんなで長津田検車区へ消えていきました。リリースによると10月中に5両が投入される旨の記載がありましたから、テクノに居る3両と合わせて5両で甲種が現実的でしょうか。

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 余生はこんな形になるのでしょうかね。楽しみです。